
仕事は22時までかかったものの、明日から3連休だと思えばなんのその。仕事帰り、Y氏にデジカメを返しに行った。ビール一杯飲んでそれでお店を出た。
・暴君ハバネロ!
グルービーにサッと入り、出てきたY氏が手に持っていたのは「ハバネロ」という紅い物体。「かじって見てぴょン」と言われたのでかじって見る。ハバネロというらしい。ガジガジ。ふむ、唐辛子みたいな植物みたいだな。あー、辛いな、ちょっと…。
~ここからの表現は書かれているだったとして20倍としてご想像ください。~
「
切れてナーイ!!!!」
数病後、舌に激痛が全力ダッシュで走った。
辛いなんてモンじゃない、痛いんだ。アタタタタ!!!今まで感じたことも無い猛烈な痛み、なんだこれ!!!
「町中で唾を吐くことは絶対にカッコ悪い」という信念を持つオイラなんだけど、そうは行ってられない。
涙と汗とヨダレが華厳の滝のように出まくる。
ヒリヒリとした痛みは口の中だけじゃなくて喉の奥まで伝わってきた。本気で痛いのよ、マジ。我慢できる、リアクションできる痛みじゃない。
Y氏が甘い缶コーヒーをくれて、それに礼も言えずに口に含む。1秒くらい楽になるんだけどそれ以後は口に冷たくて甘いコーヒーが残ってても、状況は変わらず。
移動の車の中で「これはおかしい、地球上の植物じゃない」とうなされるように繰り返してた。これは、スカイダイビングやるよりも、辛いって。味覚変わるよ、これ。
30分後、東京のお店で食事をしながら、口の中の痛みはようやく薄れてきた。た、助かったー。が、このときまだ戦争は終わってなかったのだ。お店で、トイレに行った。トイレから出てきて、手を洗う頃。マイジョニーにチクチク!とした軽い痛みを覚えた。ん?全然軽…くなーい!!
尿素にまで来たか、暴君ハバネロ!!!!
席に戻り、こんなことがあるのか…と想っていた。そしたら今度は、涙が痛くなってきた。眼球飛び出そう!イタタタタ!
結論としては
「ハバネロ」が手に付いていてその手でジョニーや目を触ったからだった。くそっ、許せねぇ、ハバネロ。もうおまえには近づかないぞ!!ばーか!
しかし、これを食べ物と認める人達が居るのが…不思議だよなぁ。
・真夜中の、下町探索!
Y氏の家からすぐにタクシーを捕まえれば良いものの、少しでも料金を安くしてみようと千葉方面へ歩いた。マイデジカメが復旧したことで、足取りは軽い。それに明日から3連休だもん。イエーイ!
浅草駅付近に到着。驚くほどだーれも人が居ない。って当たり前か、深夜の3時だ。にしても数人は居ても良いんだけどなぁ。虎さんの像の目玉が今にもオレの動きを追いかけて来そうで恐くなった。幽霊とか信じないくせに妄想力だけはあるのが嫌だ。
歩いていると、猫を発見。ちょうど猫の餌(またたび入り)を持ち歩いていたので吸い寄せられてしまった。大きなお寺の前まで行くと
猫が…2匹…3匹…5匹も!!たっ、たまらないです、はい。
デジカメを片手に餌を上げてたんだけど、猫の縄張り争いが凄くて驚いた。
餌食べたいはずなのにそっちのけでケンカが始まるし。恐いヨーーー。
最後はタクシーを捕まえた。3000円かかった。まぁこんなもんだろう。
Y氏にCDに焼いてもらった「千葉県一周」の写真。…おおおお!写真を見ると思い浮かぶあのときの景色。風。日差し。音。自己ベストとも言える最高な写真も何枚か撮れてた。
あー、頑張って良かった。今、初めて心からそう想えた。
この瞬間から、「2004.09.11千葉県一周(未遂)」はオレの人生の中で誇れる冒険の一つになった。冒険、やっぱり辞められない。デジカメを貸してくれたY氏、本当に、ありがとう。この写真を見なかったら、「ただの辛い旅」で終わってたもん(笑)。
(写真は本八幡で撮影した猫です)